第45回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント3回戦が9月1日に行われ、初出場の山梨学院大(関東第4代表)は関東第1代表の産業能率大と対戦した。山学は前半序盤から積極的に攻撃を組み立て試合の主導権を握る。前半9分、FW平河悠のCKをMF若谷拓海が押し込み、山学が先制。先制後も山学は、強度のある守備でボールを奪い、ショートカウンターで前線にボールを送る。前半33分、MF若谷の左からのクロスをMF平田和也のヘッドで2点目を追加。2対0で前半を折り返し、山学の勢いは止まらず後半7分、MF平田のグラウンダーのクロスをFW安田正太郎が流し込み、試合は3対0に。その後は一進一退の攻防が続き27分、35分に守備の乱れから2失点し、1点差に詰め寄られる。勢いに乗る産能大に山学は体を張った守備で追加点を許さず、守備から攻撃の機会を伺う。産能大の勢いは止まらなかったが、山学は最後まで集中力を切らさずゴールを守り抜き、3対2で産能大を退け、準決勝進出を決めた。
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