第45回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント準決勝が9月3日に行われ、関東第4代表の山梨学院大(初出場)は関東第5代表の東洋大(5大会ぶり2回目)と対戦した。前半序盤から両チーム拮抗し、一進一退の攻防で試合が進む。前半15分を過ぎると東洋が試合の主導権を握り、山学は自陣でのプレーが増えていく。守備から攻撃に転じたい山学だったが、東洋の堅守に阻まれ、我慢の時間が続く。山学は前半終盤になると攻撃のリズムも整い、43分、粘り強い攻撃でボールをつなぎ、ゴール前に詰めたFW増澤陸斗が押し込み山学が先制。1対0の山学リードで前半を折り返したが、後半21分、東洋に同点弾を許し、試合は1対1の振り出しに。その後は攻守が激しく入れ替わる展開となり、勝負の行方は10分ハーフの延長戦に。延長前半7分、山学は右サイドの突破を許し、東洋が逆転。まずは同点に追いつきたい山学は東洋ゴールを目指したが、東洋の堅守が上回り1対2で惜敗。初出場ながら準決勝まで勝ち進み、惜しくも決勝進出は逃したものの堂々の3位で今大会を終えた。
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