10月3日、山日YBS球場で行われた「第74回秋季関東高校野球山梨県大会」決勝戦で山梨学院高校と帝京第三高校が対戦。2校は昨日の準決勝に勝利し、10月30日開幕の関東大会出場を決めているが関東大会(茨城県)山梨第一代表を懸けて戦った。試合は、先攻の帝京が1回表にいきなり小気味の良い攻撃で1点先制すると、山梨学院もその裏、1番の鈴木斗偉(1年)の本塁打と相手の失策が絡み2点を奪い逆転した。帝京も2回表に3連打を集めすぐさま同点に追いついた。その後も帝京が毎回のように塁を賑わし主導権を握るが山梨学院も継投で要所を締め同点で凌ぐ展開に。5回表、山梨学院は失策絡みで1点を献上するも、その裏再び鈴木の三塁打で3-3と振り出しに戻した。流れを変えたい山梨学院は6回表二死からエース榎谷礼央(2年)を投入すると打線が奮起。7回裏、ここまで好投を続けた帝京・山﨑楓也投手(2年)を攻略1点リードした。さらに8回に継投した帝京エース三上大貴投手(2年)を攻め立て、打者一巡の5点を加え9-3と試合を決定づけた。投げては榎谷が7・8・9回をきっちり抑え、山梨学院は2年ぶり8回目の優勝を飾った。関東大会への出場は11回を数える。
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