「2021年関東大学ラグビーリーグ戦2部」第3戦が10月10日、山梨学院大学和戸ラグビー場ほかで行われた。山梨学院大ラグビー部は、2016年2部降格以来、昨年は2位で入替戦に臨むはずがコロナ禍の影響を受け中止。無念の2部残留になった。6年ぶり4度目の1部昇格を目指す今年のリーグ戦。1戦目朝鮮大、2戦目国士館大に連勝してホームに國學院大學を迎えた3戦目。午後1時、國學院のキックオフで始まった。前半6分、左から右へ攻める山梨学院は、ラインアウトからの攻撃で左サイドに展開、#15・FB河野孝太郎(4年)につなぎ左隅にトライ、先制した。さらにディフェンスの激しいプレッシャーからスピーディにボールをバックス陣に回し、12分に#11・WTB加島DJ(3年)、15分には再び河野がトライ。前半中盤で17-0と主導権を握った。國學院もここから反撃を開始、21分、29分と22mライン内側へのダイレクトタッチから得たラインアウトの展開でトライに結びつけ、17-14と粘りを見せ、前半終了間際にはペナルティーキックを決め17-17と同点に追いすがった。後半に入ると山梨学院は攻撃に修正を加え、序盤から中盤にかけ#13・CTBソキヴェタ(3年)が3トライを挙げるなどフォワード、バックス陣の連携が機能し後半は50-24と一方的な展開となった。山梨学院は3勝0敗で次は17日拓殖大と対戦する。
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