「第74回秋季関東地区高校野球大会」1回戦が10月30日、茨城県水戸市、土浦市で3試合が行われた。東京を除く関東7県、15校が出場するこの大会は来春の選抜甲子園出場校選考の重要な参考資料となる。山梨学院高は2年ぶり秋季山梨大会で優勝し11回目の出場。この大会に最低でも選抜出場の目安となるベスト4の成績を挙げ甲子園を目指す。ノーブルホームスタジアム水戸で行われた1回戦は、千葉2位の拓大紅陵高の先攻で始まった。山梨学院の先発は山田悠希(2年)に託された。2回表、紅陵は四球の走者を左前適時打で1点を先制。3回表にも山梨学院は、二死二塁・一塁の場面に内野失策で満塁のピンチに。続く打者に四球押し出しで1点を献上、0-2とリードされた。ここで継投したエース榎谷礼央(2年)は勢いのあるストレートを武器に相手打線を抑えるとその裏、山梨学院は二死から3連打で1点を返し反撃。その後も好投する榎谷に応え、6回裏には一死から佐仲大輝(1年)の逆転打を含む6連打で5得点を奪い6-2と主導権を握った。さらに7回に1点、8回には鈴木斗偉(2年)のソロ、主将相澤秀光(2年)の3点本塁打で突き放し12-3。規定で8回コールド勝ちを収めた。2回戦は白鷗大足利高と11月2日にJ:COMスタジアム土浦で対戦する。決勝は11月7日で行われる。
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