「第74回秋季関東地区高校野球大会」決勝が11月7日、J:COMスタジアム土浦行われた。昨日の準決勝で山梨学院は、強豪浦和学院と接戦になった一戦で、延長戦一挙7点の猛攻で勝利し、2年ぶりの決勝戦に進んだ。決勝は開催県の茨城1位の明秀学園日立高との対戦。山梨学院の先攻で始まった試合は1回表、打撃好調の1番・鈴木斗偉(2年)がこの日も、先頭打者安打で出塁。犠打で進塁した二塁走者を同じく好調4番・高橋海翔(1年)が適時打で先制点を挙げた。さらに2回表にも先頭打者の安打をしっかりつなぎ2番・進藤天(1年)が適時打で1点を重ねた。山梨学院は1回戦に先発した山田悠希(2年)が1回裏を無難に抑えたが、2回裏一死後、死球を挟んで5連打を浴び2-2同点とされた。その後は両チーム点を取り合う打撃戦となり、6-7と1点リードされた7回表、山梨学院の攻撃。1番・鈴木が再び先頭打者安打で出塁。続く2番・進藤も犠打で得点圏に進めると、3番・岩田悠聖(2年)が適時打で同点としたがこの日はあと一本が出ず後が続かない。山田、エース榎谷と継投してきた3番手芦沢幸輝(2年)にその裏、明秀は二死後、四球と安打の走者を三塁打で返し2点を勝ち越した。山梨学院は8回、9回と走者を出すも、併殺で好機をつぶし、そのまま7-9で敗退。2年前の準優勝を超えられず涙を飲んだ。
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