山梨学院大学経営学部で11月9日、税理士を講師に迎えた連携授業が行われた。山学大では、東京地方税理士会山梨県会と「租税教育の推進と充実」に関する協定を締結しており、相互に連携して租税教育に携わる人材育成を行っている。経営学部・太郎良留美教授の専門演習Ⅱ(3年次配当科目)では、学生たちが租税について調査・研究を行い、成果として小学生を対象にした「租税教室」を実施している。学生たちは「租税教室」実施に向け、各グループで準備を進め、日々のゼミや自主学習で顕在化した課題等の解決にも取り組んでいる。この日は、協定に基づく租税教育プログラムの一環として甲府支部から2名の税理士が講師として参加し、甲府支部が普段実施している租税教室について学生たちに解説を交えて実演指導を行った。講師からは、小学生向けに税の種類や集めた税の使い道などの基本的な事柄をパネルを使い、分かりやすく理解してもらう方法やポイントなど具体的な説明の仕方が指導された。学生たちは、地域で実務に携わる専門職から直接指導を受け、これまでのグループ研究や自主学習などを通して得た知識を活かし、12月に予定されている山梨学院小学校5年生に行う租税教室に向け、本格的な準備に入る。
詳しくはこちら