2021年度「第53回全国高等学校選抜ホッケー大会」準々決勝が12月25日、岐阜県各務原市・川崎重工ホッケースタジアムで行われた。山梨学院高校は、大会2日目2回戦に福島県立修明高を5-0で下し、栃木県立今市高校との準々決勝に臨んだ。今市高校は昨年、この大会で優勝しており今大会も優勝候補の強豪校。山梨学院とは同じ関東ブロックでこれまでも何度も優勝を争ってきた。試合は、第1Q、静かに立ち上がった開始4分、今市高が右サイドから素早い攻め上がりで#10が先制シュートを決め試合が動いた。山学は先制されるも、その後は互角に渡り合う。第2Q、今市は波状攻撃を仕掛け山学ゴールを脅かした4分、サークル内での混戦に#4のリバースシュートが決まり2点目を許した。山学は今市のプレスに手を焼き、再三PCを取られるピンチにも身体を張ったディフェンスで我慢するが終了間際のPCでは鋭いスイープシュートを決められ、痛い3点目を献上した。第3Q、劣勢となった山学は意地を見せ反撃、一進一退が続いた終盤、再びPCから4点目を失い、さらに第4QにもPCとディフェンスが甘くなったゴール前での失点が重なり0-6で敗れ、今市の厚い壁を破ることができなかった。※PC(ペナルティコーナー)=守備側の反則により攻撃側に与えられるセットプレー。得点の入る確率が高い。
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