第100回全国高校サッカー選手権2回戦が12月31日に行われ、2年連続8回目出場の前回王者・山梨学院高は埼玉・熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で佐賀東高と対戦した。試合は序盤から佐賀東がポゼッションサッカーで山学を圧倒。山学は前半3分に高い位置でボールを奪われ、豪快なミドルシュートで佐賀東が先制。その後も佐賀東はハイプレッシャーでボールを奪い、長短のパスを織り交ぜながら山学ゴールに襲いかかる。山学はダブルボランチの谷口航大と石川隼大が中盤で相手の攻撃の芽を摘み、守備から攻撃に転じる。さらに茂木秀人イファインと小島慈央のツートップが縦への動き出しや相手の背後を取り攻撃の糸口を探る。0対1で前半を折り返すと後半は山学がボールを保持する時間が増えてくる。度々ゴール前で好機は生まれるものの決定力不足に泣き、同点弾は生まれず。一方で後半38分、攻撃で前掛かりになっていたところをロングカウンターから佐賀東に追加点を許し、0対2。山学も攻勢を強めたが、佐賀東の堅く粘り強い守備を崩せず試合終了、涙の初戦敗退となった。
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