第30回全日本大学女子サッカー選手権(インカレ)準決勝が1月4日に東京・味の素フィールド西が丘で行われ、関東第5代表の山梨学院大は東海第2代表の静岡産業大と対戦した。試合は立ち上がりから静産大の前に推進力のあるプレーに押され、山学は緊張から思うようなプレーができず、静産大ペースで進んだ。前半6分、山学は右サイドを崩され失点。1点ビハインドの山学はロングボールから攻撃のリズムを組み立てる。30分過ぎからは山学が攻勢を強め、チャンスも生まれるが決めきれず0対1で前半を折り返す。後半も山学は敵陣でのプレーが増え、40分、FW浜田芽来がMF木許和心のクロスを頭で押し込み1対1の同点に。その後、試合は延長戦でも決着がつかず、勝負の行方はPK戦に委ねられた。先攻の山学は1人目が失敗したものの2人目は成功。3人目は失敗し、4・5人目は成功。一方の静産大は2人目まで成功させ、3人目を守護神・伊藤楓が好セーブで防いだものの4・5人目が成功。山学は延長PK戦の末、3対4で敗れたものの、創部8年目、新たな歴史を築く堂々の3位で2回目のインカレを終えた。
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