3月18日から阪神甲子園球場で開幕する「第94回選抜高校野球大会」の出場が確実視されていた山梨学院高校野球部に出場決定の吉報が届けられた。出場校を決める選考委員会が1月28日、大阪市内で開かれ一般選考28校、21世紀枠3校、神宮大会枠1校の32校が決定した。山梨学院広報スタジオに特設の電話が設けられ、結果を待ちわびる学校関係者、多くの報道陣が詰めかける中、大会本部からの電話が鳴ったのは午後3時18分。吉田正校長が緊張の面持ちで電話を受け取り「喜んでお受けさせていただきます」と答えた。その後、出場決定記者会見が行われ、吉田校長、吉田健人野球部部長、吉田洸二野球部監督がそれぞれ挨拶、記者との質疑応答が行われた。記者会見終了後には、砂田野球場に場所を移し、報告を待っていた1,2年生部員に吉田校長から出場決定が伝えられた。選手たちはコロナ下の中、報道陣のカメラの前で静かなガッツポーズで喜びを表した。2年前の新型コロナウイルスの影響で中止となった先輩たちの思いを背負い大会に臨む。組み合わせ抽選会は3月4日、大会は3月18日から30日までの13日間、高校球児の熱戦が繰り広げられる。
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