VOL3105 2022.3.18号

山学大でRHEP(難民高等教育プログラム)協定書調印式
~日本在住の難民へ学ぶ意欲の機会を提供~
~本学学生の意識改革にも効果を期待~


山梨学院大学で3月17日、「RHEP(難民高等教育プログラム)」の協定書調印式が山梨学院広報スタジオで行われた。これは社会経済的な理由から日本の大学に通い学ぶことが困難な日本在住の難民の人たちのための奨学金制度でUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)駐日事務所と国連UNHCR協会が推薦する難民者を協力する大学が受け入れ、質の高い高等教育を提供するプログラム。これまでに12の大学が参加。本学は13大学目で2023年度から受け入れを実施する。調印式は初めに山梨学院大学・青山貴子副学長が協定締結に至る経緯を説明。続いてカレン・ファルカスUNHCR駐日事務所代表、国連UNHCR協会・川合雅幸事務局長、山梨学院大学・古屋光司学長が3部の協定締結書に署名した。それぞれの挨拶の中で古屋光司学長は「(本学)学生が難民の学生と共に学習することで自分が知らなかった難民が起きる背景を知るきっかけができるというのが非常に大きい。山梨学院大学としてできる範囲の支援をしていきたい。今回貴重な機会をいただきありがとうございます」と述べた。全学的国際化を推進する本学は、難民の学ぶ意欲を支えるとともに、学内での人権や難民を始めとする国際問題への理解・関心の促進、多様性の尊重、国際社会において平和の構築や社会の発展に寄与する人材の育成など様々な面での教育効果を期待する。

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