酒折連歌賞実行委員会は3月31日、山梨学院広報スタジオで「第二十四回酒折連歌賞『問いの片歌』」の記者発表を行った。廣瀬孝嘉酒折連歌賞実行委員長から「酒折連歌賞」の概要、今回の問いの片歌、『春の風吹いてほどいてこだわりひとつ』『物語あなたのページひらいてみれば』など5句が紹介され、これらの句に対する『答えの片歌』の応募要項などが説明された。この賞は連歌発祥の地、甲府市酒折にちなみ1998年(平成10年)、山梨学院大学が母体となり、多くの人が連歌に興味・関心を持ち、連歌を蘇らせ文化の振興・創造、生涯学習の推進に寄与することを目的に創設された。「酒折連歌」は、5・7・7の『問いの片歌』に対して5・7・7の『答えの片歌』で返す問答形式になっており、文学形態上からも珍しい特徴があるといわれる。「酒折連歌賞」の魅力は、一つの『問いの片歌』に対し多くの『答えの片歌』で競い合う面白さにあり、全国はもとより海外の幅広い層から応募が寄せられている。今回の「酒折連歌賞」答えの片歌の応募期間は4月1日より9月30日まで(必着)。
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