天皇杯第102回全日本サッカー選手権山梨県代表決定戦が5月8日、小瀬スポーツ公園JITリサイクルインクスタジアムで行われた。山梨学院大学PEGASUS(ペガサス)は社会人サッカークラブRoute FCと対戦。5-2で勝利し、2年ぶりの天皇杯出場を決めた。3月13日開幕した山梨県大会に準々決勝から登場した山梨学院、Route FCは共に勝ち進み代表決定戦に進出した。決定戦は完全無観客で行われ、13:00にRoute FCのキックオフで開始された。山梨学院は前半序盤から主導権を握り、盛んにRoute FCペナルティーエリアに攻め込みゴールを狙った。6分、相手GKと対した#19大槻廉が中央に決め先制点を奪うと、11分にも#9米野智大のパスを#11樋口陸主将が頭で落とし2点目を入れた。さらに攻勢を強める山梨学院は15分に#17伊東和哉が放ったシュートを相手GKが弾いたこぼれ球を#5小林怜永がゴール右上に3点を決めた。一方のRoute FCも30分過ぎ左サイドからのパスを#17が押し込み1点を返した。後半17分には、右サイドにいた#11樋口のパスを#9米野がシュート。4-1とした。その後、強風の風下に立つ山梨学院は、1点を献上したがアディショナルタイムの終了間際、交代で入った#28田口達也がダメ押しのシュートを決め5-2とし、山梨県代表を射止めた。天皇杯の初戦は5月21日、北海道代表と札幌で対戦する。
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