5月10日、平昌、北京冬季五輪スピードスケートで2大会連続出場を果たした山梨学院大学スケート部OBの郷亜里砂さんがこの程、現役引退を表明。母校に引退報告のため古屋光司理事長らを訪問した。濃紺のスーツに身を包んだ郷亜里砂さんは正午頃、山梨学院大スポーツ科学部客員教授・川上隆史スケート部顧問、篠原祐剛同コーチと共に古屋光司理事長、青山貴子学長、下田正二郎カレッジスポーツセンター長のもとへ訪れた。初めに川上隆史スケート部顧問が引退に至った経緯を簡単に説明。その後、古屋理事長、青山学長、下田センター長は、北京五輪で選手団の旗手を務めた感想や五輪選手に昇り詰めるまでの苦労、スケートの日本のレベル、郷さんに続く後輩のことなど矢継ぎ早に質問。和やかに歓談を進めた。その中で引退を決めた理由を郷亜里砂さんは「目標を揺るがずに定めていたので辛くてもそこへ向けて続けてきた結果、今の自分がいるので今は、十分にやり切った感じです」と話した。今後については、「お世話になった愛媛県に少しでも恩返ししながらゆっくり生活がしたい」とプレッシャーから解放された優しい笑顔で話した。歓談後、取材のメディア記者の質問に答えていた。
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