学生レスリング界最高峰の大学対抗団体戦「東日本学生レスリングリーグ戦」は5月19日、東京・駒沢体育館で順位決定リーグ戦が始まった。決定リーグは1部16校が4つのグループに分かれ、そのグループ順位同士が戦い順位を決めていく。グループ1位で通過することが優勝を争う必須条件。Cグループ1位で予選リーグを通過した山梨学院大は昨日、同グループの大東文化大、青山学院大、日大を退け、順位決定リーグに臨んだ。1日目、前回大会で2位の拓殖大、続いて優勝した日体大と対戦した。ライバルへの雪辱を果たすため、強い気持ちで一戦に臨んだ。1戦目、拓殖大との対戦は、57㎏級小野正之助が先制すると、65㎏級、125㎏級が連勝。4番手、74㎏級世界選手権出場の佐藤匡記の相手が棄権したため、ここで勝利が確定。その後。1敗を喫したものの6勝1敗で危なげなく一つ目の関門を突破した。2戦目、今大会も優勝候補筆頭の日体大との対戦は、一番手の86㎏級五十嵐文彌、2番手70㎏級鈴木大樹が格上相手に善戦するも敗れ流れが相手に傾きかけたところを、3番手佐藤が後半に力の差を見せ、貫録勝ちを収めると続く57㎏級小野も主導権を譲らず快勝、同点に追いついた。その後一進一退、チームスコア3-3で迎えた最終7人目。65㎏級青柳善の輔に期待を懸けたが、拮抗した戦いは日体大が制した。山梨学院は1勝1敗で1日目を終え、明日の早稲田大との最終戦に勝利し、結果を待つ。
詳しくはこちら