VOL3129 2022.5.28号

春季関東地区高校野球大会 準決勝
~山学高、強豪浦和学院に敗れ決勝進出逃す~
~夏に向けて、課題の克服に全力を尽くす~


「第74回春季関東地区高校野球大会」5月28日、栃木県宇都宮市清原球場で準決勝2試合が行われた。大会は関東の8都県17校によって21日より熱戦が繰り広げられ、この日は第1試合に山梨学院高対浦和学院高、第2試合に関東第一高対山村学園高の準決勝が行われた。山梨学院の対戦相手はセンバツ4強の浦和学院。昨年の秋季大会で同じく準決勝で戦い2-2から山梨学院が延長10回に大量点を入れて勝っており、この試合でも好試合が期待された。試合は先攻の浦和学院が山梨学院の先発榎谷礼央を攻め立てた。今大会、初戦に先発好投した榎谷はこの試合で途中、相手の痛打を右足に当て負傷降板、全治していない中での登板の影響か、いつもの安定感ある投球が見られなく、2回に1点先制されると3回に3点、4回は2点を奪われ、0-6で降板した。浦和学院は長短打、犠打、盗塁、スクイズと完全に試合の主導権を握り、投げては好投手の左腕・宮城誇南が切れ味鋭いストレートと変化球が冴え、山梨学院打線は成すすべもなく完璧に抑えられた。試合は0-7、7回コールドで敗れ4強でこの大会を終えた。試合後、吉田洸二監督は「今日の試合は、これからの2か月間、何か頑張れる宿題を拾わせてくれた」と夏の甲子園に照準を合わす。

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