例年、酒折地区の初夏の風物詩として多くの地域住民に親しまれている山梨学院恒例の「第19回アルテア七夕まつり」が7月1日、大学キャンパスセンターSTAGE21で開催された。新型コロナウイルス感染拡大は落ち着き傾向であるものの、今回も残念ながら昨年同様に地域住民の参加を見送り、参加対象者を山梨学院大学から系列校の幼稚園まで配置学校全員と教職員約300人規模で実施した。「七夕に異文化交流と体験の夕べ」をテーマに同大学学生センタースタッフがさまざまな趣向を凝らし、ステージでのパフォーマンスや学生主体の縁日コーナー、古屋記念堂前の噴水を5台のキッチンカーが半円に囲み、異国の食文化が楽しめるなど今までにない雰囲気を演出した。中止、参加者限定による規模縮小と続き、3年ぶりの学園全体のイベントとあり、学生、留学生、生徒、児童、園児が多く来場。ステージを大いに楽しみ、各コーナーは列が途切れることがない盛り上がりを見せた。イベントのフィナーレは、約260発の花火が夏の夜空に大輪を咲かせた。次回はコロナウイルスの収束を願い、地域住民も参加する“交流の場”としての復活を期待する。
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