VOL3147 2022.7.23号

第104回全国高校野球山梨大会 山学高決勝へ進出
~東海大甲府に序盤苦しむも、着実に加点突き放す~
~3大会ぶりの決勝へ。甲子園にあと一歩~


7月23日、「第104回全国高校野球選手権山梨大会」、準決勝2試合が甲府・山日YBS球場で行われた。1試合目の山梨学院の試合が始まる午前8時30分、球場の上空は快晴に晴れ上がった。球場には両校の生徒、応援団はもとよりネット裏、内野スタンドは多くの高校野球ファンが詰めかけ、山梨学院高、東海大甲府高の好カードを見守った。試合は後攻の山梨学院が準々決勝の駿台甲府高戦で11三振を奪い準決勝進出に貢献した山田悠希投手が3試合連続の先発を担った。140キロ前後の直球とカットボール、スライダーなど多彩な変化球を投げ分ける山田は、東海大甲府打線に3回、5回表に満塁と攻め立てられるも、要所で粘り凌いだ。一方、山梨学院打線は東海大甲府先発の久米徳之助に3回まで1安打と打ちあぐねた4回裏、四球、盗塁、犠打、犠飛と無安打ながら手堅く1点を先制。 試合巧者ぶりを見せた。5回裏には、救援した東海大甲府2番手から安打、四球、犠打、相手失策を絡み1点を追加。さらに4番高橋海翔の左翼フェンス直撃の適時打で1点を重ね、持ち味のつなぐ野球が機能した。東海大甲府も6回表に山田を救援した榎谷礼央から2点を奪い3-2と1点差に迫ったがその裏、山梨学院も相手の失策、岩田悠聖の2点適時二塁打など3点を追加、再び突き放した。榎谷は9回表、本塁打を浴びて1点を失ったが山田、榎谷の継投で山梨学院は6-3で勝利。25日の決勝戦で甲府工業高と対戦する。

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