8月8日、「第104回夏の甲子園」大会3日目4試合が行われ、山梨学院高校は第2試合に奈良の古豪天理高と対戦した。3年ぶり10回目の出場で県内初優勝を目指す野球部に山梨学院高応援団が駆け付け、三塁側アルプススタンドに陣取った。生徒会をはじめ、吹奏楽部やチアリーダー部、一般生徒、出場選手以外の野球部員、教職員、PTAなど学校関係者、それに野球部保護者会を含めて総勢800人余りが夏の強烈な日差しにも負けず選手たちに熱い声援を送った。試合は、先攻の山梨学院はこの日、エースナンバーを背負った山田悠希が1回裏、天理に2本の安打でいきなり無死三塁一塁のピンチを迎えるも後続を抑えた。
その後は2回、3回と安定した投球で3者凡退で切り抜けるが4回には2本の安打で1点を先制された。山梨学院打線は天理投手の緩急付けた投球を打ちあぐね無得点を続けた。天理は好投を続ける山田に6回に二死から連続二塁打を浴び1点を失い、7回から榎谷礼央を送り反撃を待った。0-2のまま最終9回を迎え二死を奪われ万事休すかと思われたが、6番渋谷剛生が右前打で出塁、7番岳原陵河が左翼フェンス際の応援団の前に適時二塁打を放ち1点を返し、なおも追加点を8番佐仲大輝に打撃に期待したが二塁ゴロに終わり1-2、センバツと同じスコア敗退となった。
詳しくはこちら