8月11日より三重県四日市テニスセンターで熱戦が繰り広げられている学生テニス大会最高峰の2022年度「全日本学生テニス選手権(インカレ)男子90回、女子66回」の7日目、男女シングルス(S)本選3回戦が行われた。当初、男女ダブルス2回戦も実施予定がが、午前中の激しい雷雨の影響でシングルスのみが実施された。山梨学院から3回戦に進出した木塚有映は筑波大学の照井妃奈と対戦。木塚と同学年の照井は北海道で初めてのインターハイ優勝に輝いた逸材。木塚はサーブ、フォアハンド、バックハンドストロークが持ち味のフットワークで勝負するタイプの選手に対して照井は小柄ながら左の威力あるフォアハンドと安定感のあるストロークが持ち味。試合は照井のサーブで始まり、木崎は緊張感からか続けて6ポイントを失い、相手とのタイミング合わぬまま0-6で第1セットを落とした。第2セット、第1ゲームを先行された木塚はサービスゲームの2ゲームから得意のサーブからリズムを作り7ポイント連取する快進撃を展開。4ゲームまでリードする一進一退の攻防が続いたが、木塚は要所で相手の鋭いショットに屈し4-6で敗退した。木塚は「精度のいいボールでやられた」と話した。
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