「第75回秋季関東高校野球山梨県大会」決勝戦が10月4日、山日YBS球場で行われ、山梨学院高が駿台甲府高に10-4で勝利。2年連続優勝を飾った。試合は正午、山梨学院の先攻で始まった。1回表、四球で出塁した1番星野泰輝を二死二塁で4番高橋海翔の右翼線際のラッキーな安打で先制すると、3回表には連続四死球の無死満塁に再び4番高橋が豪快に左翼スタンドに打ち込み序盤に5-0とリードした。4回には4安打で2点、さらに5回にも5安打2点と小刻みに打線をつなぎ、ここまで9得点。一方の駿台甲府も準々決勝、準決勝、この決勝と山梨学院の先発を担った林謙吾に1回から3回まで無安打無失点に抑えられたが、4回裏に先頭打者がチーム初安打で出ると、続いて二塁打、犠飛、犠打で2点を返した。さらに5回にも四球から安打、犠飛としぶとい攻撃でさらに2点を奪い9-4と迫った。追加点は許されない駿台甲府は6回表、エース平井智大を送った。しかし、つなぐ野球が信条の山梨学院も3番岳原陵河、4番高橋が連続安打で立ち向かい出塁。後続が犠打、犠飛で手堅く1点を奪い10-4と差を広げた。山梨学院は、駿台甲府に4点を入れられた場面で2番手星野泰輝に継投。その後、星野は走者を出すも丁寧な投球で要所を締め無失点に抑えた。優勝した山梨学院が県第1代表として出場する関東大会は埼玉県で10月22日に開幕する。
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