山梨学院短期大学は第43回木犀の会を10月4日に山梨学院メモリアルホールで開催した。この会は、山梨学院創立者・故古屋眞一初代学院長、故古屋喜代子初代学長の建学精神を学ぶもので、会の名称は、古屋喜代子学長の忌日が、木犀の香りがただよう頃であったことと、謙虚で温かい人柄を偲ばせる花であることから名づけられている。木犀の会は2部構成で進行し、第2部では国内外で活躍する演奏家を招いてのクラシックコンサートが行われた。このコンサート(芸術鑑賞)は「学生が自らの道を切り開くためには、この世にある、あらゆる“真・善・美”に対し、限りないあこがれをもつことが何より大切である」という創立者の思いに基づいている。遠藤清香学長は芸術鑑賞の趣旨を踏まえ「みなさんが山梨学院を母校とし、真・善・美へのあこがれをもって力強く自らの道を切り開いていってくださることを心から願っています」と学生に語り掛けた。学生らは建学の精神や学園の歴史、一流の芸術に触れ、自らのこれからの学ぶ姿勢などについて思いを巡らせた。
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