VOL3175 2022.10.13号

太郎良ゼミ生「租税教育」成果を小学生の授業に反映
~税理士会山梨県会との連携で課題テーマを研究~
~税への無関心から関心へ。学生の意識変化に光~


山梨学院大学経営学部太郎良留美ゼミで10月11日、税理士を講師に迎えて連携授業が行われた。山梨学院大学では、2016年に東京地方税理士会山梨県会と「租税教育の推進と充実」に関する協定を締結しており、以来、相互に連携して租税教育に携わる人材育成を行っている。経営学部・太郎良留美教授の専門演習Ⅱ「3年次配当科目」を受講するゼミ学生は、税理士会甲府支部、甲府税務署の協力を得て学んだ租税についての知見の成果として小学生を対象にした「租税教室」を毎年行っている。この日は、協定に基づく租税教育プログラムの一環として税理士会甲府支部から3人の税理士が講師として参加。現在、学生たちが取り組んでいる研究課題のテーマ別の進捗状況を見極め、調査方法や方向性についてアドバイスを示しながら次のステップに向け熱心に議論を交わした。13人4グループに分かれた太郎良ゼミの学生らは、自分たちが選んだそれぞれの4つ課題に苦しみながらも仲間と意見を出し合っていた。ゼミ生たちにはこの授業と相まって、これらの税に対する知識を学んだ成果を、自らが講師になって小学生に教えるという最終目的、「租税教室」が控えており、その準備がこれから本格的に始まりゼミ生にとって最も忙しく充実した日々を迎える。「租税教室」は12月21日、山梨学院小学校5年生の授業で実施される。

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