「第75回秋季関東地区高校野球大会」1回戦が10月23日、埼玉県営大宮公園野球場などで4試合が行われた。前回大会準優勝の山梨学院高は、今大会も山梨県1位代表として2年連続12回目の出場を果たし、選抜甲子園出場を目指す。この日、山梨学院は1回戦を成田高校(千葉2位)と対戦した。後攻の山梨学院は1回、一死三塁・二塁の好機を逃すが、2回に6番大森燦と8番林謙吾の安打を9番伊藤光輝がきっちり犠飛で1点を先制。山梨学院の先発林謙吾は、1回表に味方失策で走者を出すが、その後は5回に四球、6回に初安打を許すがいずれも併殺打で切り抜け、7回まで打者3人ずつで抑える快投を見せた。山梨学院の攻撃は2回に1点を先行したものの、その後は相手エース投手の好投に打ちあぐねた。7回、ようやく7番徳弘太陽、伊藤の下位打線が安打でつなげると1番・星野泰輝が犠飛で効率よく1点を追加。さらに8回には安打で出塁した高橋海翔を二死一塁から6番大森が右前打を放ち、盗塁で二塁に進塁していた走者の高橋は本塁に突入。1点をもぎ取った。好投の林は8回、先頭打者に二塁打を打たれたところで星野が継投。後続を完璧に抑え山梨学院が3-0で勝利。初戦を突破した。山梨学院の2回戦準々決勝は25日、さいたま市営大宮球場で山村学園高(埼玉3位)とべスト4を懸け対戦する。
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