第75回秋季関東高校野球準決勝・決勝が10月29日、30日に埼玉県営大宮球場で行われ、山梨学院ナインが躍動した。29日の準決勝では3回に主将・進藤天(2年)や佐仲大輝(2年)のタイムリーなど打者10人、一挙5得点の攻撃力で健大高崎高を圧倒。投げては、林謙吾(2年)が公式戦初完投でチームの勝利に貢献した。30日の明治神宮大会出場がかかる決勝は、専大松戸高と対戦。2回に1死三塁から大森燦内(2年)の犠飛で先制。続く3回には2死二塁から、主将の進藤天(2年)の中前適時打で2点目を追加。投げては、準決勝で完投した林が5回まで1人の走者も出さず、無失点好投。6回に先頭打者に安打を許したが、6回2/3を2安打無四球無失点に抑えた。林の好投で波に乗りたい打線は4番・髙橋海翔(2年)、5番・佐中の適時二塁打などで3点を追加し、5対0と大きくリード。7回にも主将・進藤の左越本塁打で追加点を奪い、8回に3点を返されたものの、最終回に5番・佐中の3点本塁打で突き放し、9対3で勝利、29年ぶり2度目の秋季関東優勝を果たした。出場権を獲得した第53回明治神宮野球大会は11月18日に開幕する。
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