VOL3188 2022.11.5

第102回全国高校ラグビー山梨県予選準決勝
~山学高、東海大甲府に敗れ花園の夢は来年に~
~今は自分たちの力を認識し、そこからスタート~


11月5日、「第102回全国高校ラグビー山梨県予選」準決勝が南アルプス市御勅使南公園ラグビー場で行われた。復活2年目の山梨学院高は1回戦笛吹高に圧勝し、2回戦準決勝に昨年度準優勝の東海大甲府高校と対戦した。前半序盤、東海は開始早々、山梨学院22mライン内に攻め入りゴールライン前の激しい攻防に山梨学院は我慢を重ねたが6分、ついに最初のトライを許した。なおも東海は10分、15分と、ロングキックボールで一気に陣地を挽回しトライにつなげ主導権を握った。その後も山梨学院は、東海フォワードの圧力とバックスのスピードに押され精彩を欠き1トライを失い、終盤反撃に転じるも実を結ばず0-24とリードされた。後半に入り、東海はキックオフ早々に再びゴール前まで攻め入りトライを奪い0-31としたが、山梨学院も反転攻勢を開始。8分、#15平塚優斗の22mライン内へのタッチキックから好機を生み出し、#8リアムの果敢なトライで5点を返えした。ようやく攻撃のリズムをつくると波状攻撃で相手を追い詰める場面に、ノックオンのミスなど不用意なプレーで得点機を逸した。それでも22分、スクラムハーフから出たボールを左に展開、最後は#12宮下悠空、#11篠原悠士とつなぎトライ。10-31と差を縮めたがその後、東海も攻撃の手を緩めず1トライを重ね12-38でノーサイド。山梨学院は準決勝敗退で大会を終えた。花園出場の夢は来年に持ち越された。

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