第101回全国高校サッカー選手権山梨県大会決勝が11月12日にJITリサイクルインクスタジアムで行われ、大会3連覇を目指す山梨学院高は帝京第三高と対戦した。前半立ち上がりは拮抗した試合展開となったが、9分にロングスローのセットプレーで山学のクリアミスからオウンゴールを献上。1点ビハインドの山学は、攻撃の強度を強めたが、帝三の堅守を崩せず我慢の時間が続く。一進一退の攻防が続いた前半終了間際、FW野田駿人(3年)のシュートのこぼれ球をFW小棚木蒼大(3年)が押し込み同点に追いつく。後半は両校選手交代などで攻撃の流れを変えようとするが、前半同様堅い試合運びとなり、勝負の行方は延長戦に。延長後半3分、ついに試合の均衡が破れる。CKのクリアボールをMF臼田康太郎(3年)が後ろから走り込み強烈な勝ち越し弾で2対1とリード。山学守護神GK廣瀬大翔(3年)を中心とした守備陣が最後まで集中力を切らさず守り抜き、MF臼田のゴールが決勝点となり、試合終了。山学は延長戦までもつれ込んだ激闘を2対1で制し、3年連続9度目の選手権切符を獲得した。
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