フリースタイル大学日本一を決める2022年度「第48回内閣総理大臣杯全日本大学レスリング選手権大会」2日目が11月20日、大阪・堺市金岡公園体育館で行われた。出場枠は参加大学から10階級に8階級までエントリーすることができ、1階級1人、8人が出場でき、個人の成績のポイントによる大学対抗戦として争われる。1日目を終えた山梨学院は多少の誤算はあったものの、1年・2年生が期待以上の活躍を見せ5階級で決勝に進んだ。6階級に決勝者を送る日体大が一歩リードするが山梨学院大は2019年以来、3年ぶりの王座奪還を目指した。試合前、65㎏級荻野海志の対戦相手の優勝候補、日体大選手が棄権のため、まずは1階級を制した。山梨学院勢の他の階級は、86㎏級の五十嵐文彌が専大の選手に勝利。70㎏級の青柳善の輔が僅差でインカレ優勝者を破り3人が優勝に輝いた。他の2階級の61㎏級の森田魁斗は先制して善戦するも後半に逆転され2位となり、125㎏級の留学生ソビィット・アビレイは相手の日体大選手の上手さが勝り2位。ともに大学対抗得点獲得に貢献した。山梨学院は5階級3階級を制するも、日体大は6階級で5階級で優勝を決め、団体戦のグランドスラムを達成する強さで他を圧倒した。その結果、大学大学対抗得点は日体大が81点、山梨学院は60点で2位、昨年の4位から順位を上げた。若いチームでの躍進は次に明るさをもたらした。
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