第31回全日本大学女子サッカー選手権準々決勝が兵庫県三木市・三木総合防災公園内各会場で12月28日に行われ、山梨学院大は関西第1代表の大阪体育大と対戦した。試合は、前半序盤は両チームともにショートパスをつなぎ、一進一退の攻防となるイーブンな展開。前半11分、MF齊藤桃花(2年)の折り返しをFW上田莉帆(4年)がダイレクトボレーでゴールに突き刺し、山学が先制に成功。さらに18分にはFKのセットプレーのこぼれ球をMF島村美風(2年)が押し込み2点目を追加。2対0で前半を折り返すと、後半序盤は大体大ペースとなり、山学守備陣の我慢の時間が続いた。山学は、2点のリードもあり、慌てることなく落ち着いてボールを処理し、ビルドアップから徐々に攻撃のリズムを整えていく。後半21分、スピード感のある攻撃からFW上田のゴールでさらに加点し、試合をリード。攻め込まれる場面もあったが、豊富な運動量で攻撃の芽を摘み、山学GK川口鈴音(4年)のファインセーブも光り、3対0で試合終了。山学は2年連続のベスト4入り、年明け4日からの東京ラウンド進出を決めた。
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