山梨学院大学・酒折連歌賞実行委員会は第二十四回酒折連歌賞の入賞百選を2月1日に発表した。今回は国内外から32,877句の応募があり、選考の結果、全応募作品を対象とした一般部門大賞・文部科学大臣賞には佐賀県の古賀由美子さんの作品が選ばれた。古賀さんは「丸刈りの正岡子規も野球青年」の問いに「マウンドに立てば世界の真ん中になる」と答えた。また、小中高校生の作品を対象としたアルテア部門大賞・文部科学大臣賞には兵庫県立姫路南高校2年の小田愛瑠さんの作品が選ばれた。小田さんは「物語あなたのページひらいてみれば」の問いに「ゼウスよりたった一言「おまえしだいだ」」と答えた。このほか、一般部門の山梨県知事賞には香川県の中山喜博さん、山梨県教育委員会教育長賞には広島県・広島学院中学校2年の藤森大智さん、甲府市長賞には千葉県の滝沢ゆき子さんの作品が選ばれた。表彰式は2月中旬に予定されていたが新型コロナウイルスの感染拡大防止のため中止となった。
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