「第75回春季関東地区高校野球大会」が5月20日、神奈川県で開幕した。大会は関東の地区大会優勝、準優勝校2校と開催県神奈川県から1位から3位までの3校、計17校によって争われる。選抜で山梨県初優勝の栄冠を勝ち取った山梨学院は、地区大会決勝で5季ぶりに敗れ2位代表として大会に臨んだ。神奈川県・サーティー・フォー保土谷球場大会で行われた大会1日目1回戦、山梨学院と横浜隼人高の試合前に3年ぶりの開会式が行われ、大勢の観客の前で選抜での優勝が称えられマウンド上で佐仲大輝副主将の手で選抜優勝旗が掲げられ披露された。試合は山梨学院が1回裏、1番徳弘太陽が左前安打で出塁すると二死二塁から4番高橋海翔が右前適時打で先制。続いて2連打で1点を追加した。2回にも一死三塁・一塁から星野泰輝のスクイズが見事に決まり1点を追加、さらに高橋が2本目の適時打と相手投手の暴投でこの回3点を重ねた。また、4回には、先頭打者1番の徳弘が左翼越えの本塁打を皮切りに4番高橋の3打点目となる適時打など打者一巡6安打の猛攻で一挙7点を奪い12-0とした。先発の林謙吾は相手打線に対して5回無安打、1死球、無得点と完璧に抑えチームは5回コールド勝ちした。山梨学院は明日の2回戦に帝京高(東京第1)と戦う。
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