高校ホッケー関東一を決める「第52回関東高等学校ホッケー大会」が6月3日・4日の両日、群馬県みなかみ町月夜野緑地施設内運動広場で行われた。1都7県男子8校、女子7校によるこの大会は全国高校総体(インターハイ)関東地区予選会を兼ねており、2年連続3位の山梨学院高校は3日、1回戦で地元・利根商業高校と対戦。試合は山梨学院が立ち上がりから主導権を握り吉松力主将などの活躍により11-0と圧勝。準決勝に進出し、15回連続のインターハイ出場権を獲得。4日の準決勝では3年ぶりの決勝進出を懸けて慶應義塾高と対戦した。山梨学院は第1Qからスピードある両サイド攻撃から相手サークルへの突入で何度もゴールを脅かし反則を誘いPCで得点を奪う展開に持ち込むも、相手の堅守に手こずった。逆に7分、慶應の右サイド攻撃に自陣の守備の間隙を突かれ先制点を許した。1点を失うも山梨学院はボールを支配し、再三のシュート好機にもゴールを捉えられないままに前半を終了。第3Q中盤、守勢だった慶應は初めてPCを得ると、山梨学院の守備に対してPCを連続した結果、1点を奪い0-2とリードした。2点差を付けられた山梨学院は焦りから攻撃のリズムが乱れ、相手に主導権を奪われた。追いかける山梨学院は最終第4Q、一進一退が続く中盤9分、#12井上絢介がゴールをきれいに決め1点を返したが、勢いつく相手にあと一歩及ばず万事休す、1-2で敗れた。次は気持ちを切り替えインターハイに照準を合わす。
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