VOL3254 2023.6.8

山学大PEGASUS 天皇杯初の2回戦J1に挑む
~柏レイソルのプロの強さを目の当たりに~
~完敗も山学スタイルに手応えの光明も~


「天皇杯第103回全日本サッカー選手権」2回戦が6月7日、千葉県柏市三協フロンテア柏スタジアムで山梨学院大学PEGASUS(ペガサス)とJ1・柏レイソルの対戦が行われた。2年連続5回目の天皇杯出場を決めた山学大は、5月20日開幕した天皇杯本選翌日、群馬県代表tonan前橋に勝利し、初の1回戦突破を果たし2回戦に駒を進めた。柏のキックオフで開始された試合は、地力に勝る柏が立ち上がりからボールを支配した4分、右CKからのボールを#8が右足で合わせ先制すると、柏のプレスに苦しむ山学大は、パスカットからの素早いパスカウンターで2点目を献上。さらにPKによる失点、アデショナルタイムにも巧みなコンビネーションプレーからの得点などで山学大は前半、持ち味の攻撃サッカーを完全に封印されリードを許した。サイドが変わった後半早々、山学大は柏ゴールに迫り、CKを得るも、セットプレーは不発に終わり好機を逃がす。一方の柏はその直後、山学のパスミスから1点を追加し0-5。その後も攻撃の手を緩めず、山学ゴールに迫り0-6と差を広げた。山学大も中盤、ようやく前線サイドにボールが通り、機能し始めた攻撃サッカーで好機を作るが相手GKの好守備でゴールを阻止された。それでもJ1相手に必死に食い下がった80分、こぼれ球をパスでつなぎ#17松原綾成がシュートを決め一矢を報いた。試合は、柏がその後もPKによる1点を加え、山学大は1-7でJ1の厚い壁に屈した。

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