2023年度第71回「関東高校ラグビーフットボール大会」が6月10日開幕した。1日目14試合が東芝府中グランド他で行われた。「関東高校ラグビー大会」は関東1都7県の28チームが各地区の予選の成績によりAからGまでの7ブロックに4チームずつに分かれトーナメント方式で各ブロックの優勝を争う。Bブロックの山梨学院(山梨1位)は埼玉1位の川越東高と対戦した。序盤3分、先制したのは川越東。山梨学院が反則でPG(ペナルティーゴール)を決められ3点を奪われたがその直後、タッチキックからラインアウト・マイボールを#13ジョサイア、#11三木良唯吏とつなぎトライ・ゴールキック(GK)を決め7-3と逆転した。なおも山梨学院はゴールライン際でのスクラムの攻防で#4リアムがトライに成功、GKも決まり14-3とリードした。川越も終了間際にトライを1本返し14-8で前半を終了した。後半も、序盤に川越のゴールライン前の猛攻でトライを許し14-13と迫られるも、初陣の山梨学院は焦らずに#7朴霜焄、#13ジョサイヤ、#6渡邊楓太のトライで28-13と差を広げた。一方の川越も1トライを返すも山梨学院は最後まで主導権を譲らず、終了間際には中央のゴール前の攻防で#5雨宮巧弥の駄目押しトライで42-21と、ダブルスコアで川越を下した。山梨学院は復活3年目にして県外公式戦初勝利を飾った。明日のBブロック決勝で名門・茗渓学園高(茨城)と対戦する。
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