VOL3258 2023.6.19

明治杯全日本選抜レスリング選手権 総集
~現役男子70㎏級青柳、OB乙黒世界選手権内定~
~山学関係出場19人中12人が5位までの上位に~


2023年度「明治杯全日本選抜レスリング選手権大会」が6月15日~18日までの4日間、東京体育館で熱戦が繰り広げられた。この大会は9月にセルビア・ベオグラードで開催される世界選手権日本代表選考会を兼ねており、各階級の全日本ランキング上位選手によって競われる日本一決定戦。昨年暮れの天皇杯全日本選手権で優勝した選手がこの大会で優勝すれば代表に選出される。山梨学院大からはフリースタイルに9人、OB4人、グレコローマンスタイル1人、女子には5人がエントリーした。その結果、山梨学院関係で世界選手権出場を内定した選手は、現役の男子フリースタイル(FS)70㎏級・青柳善の輔(4年)、OBでは男子FS65㎏級の乙黒拓斗(自衛隊)が2018年以来の世界選手権出場の切符を掴んだ。また、女子FS76㎏級2位の茂呂綾乃(1年)は、まだ出場の可能性のあるプレーオフに進んだ。他に昨年の世界選手権出場者の女子65㎏級・寺本鈴(3年)は2位となり惜しくも出場を逃した。3位5位決定戦に回り3位になった選手は、2021年世界選手権出場実績を持つ男子FS74㎏級佐藤匡紀(4年)ほか5人、また、5位には女子50㎏級・小幡未羽(1年)ほか男子3人となり、エントリー19人中12人が上位に入った。これ以外にも本来の力が出し切れなかった選手もいたが、この大会を機に2024年のパリ五輪を目指す山梨学院関係選手の飛躍が期待される。

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