VOL3261 2023.6.24

全日本学生柔道優勝大会 山学女子悔しいベスト8
~決勝進出の好機を新興勢力に不覚~
~男女とも年々、力が拮抗 実力校も油断できず~


2023年度「全日本学生柔道優勝大会」が6月24日、東京・日本武道館で開幕、25日までの2日間の日程で行われる。1日目は女子の1回戦から決勝戦までと男子の1回戦。2日目は男子2回戦から決勝戦までが行われる。全国地区から男子62、女子40大学がA・Bグループに分かれてトーナメント方式で日本一を争う。女子5人制で9回の優勝を誇る山梨学院大(関東)は昨年、ベスト8に順位を落としその巻き返しを図るべく大会に臨んだ。男子7人制の山梨学院は昨年、まさかの1回戦敗屈辱を味わった。1日目、山梨学院女子は初戦を帝京科学大と対戦、2-0で手堅く勝利、2戦目は順天堂大に3人が1本勝ち、1人が技ありで4-0と快勝した。3戦目準々決勝で勝利すれば3位以上を確定する対戦は、最近、地力を付けてきた仙台大。先鋒の渡邉彩香が技ありを奪われ落とし先制されると、次鋒、中堅が挽回できずに引き分け、4番手副将の喜多なつみと大将の瀬戸美咲に勝負を託すが喜多が1本負けを喫しここで2敗、山梨学院の敗退が決まり、今大会もベスト8に留まった。女子の表彰式後、男子の1回戦が開始され、山梨学院は強豪ひしめく東京地区代表の明治大と対戦。1番手、2番手は引き分けに持ち込んだが、3番手、5番手が技ありと1本負けでここまで0勝2敗3分け、6番手が負けか引き分けでも敗退が決まる中、副将の武田幹太の必死の頑張りもむなしく引き分けに終わり、男子は2年連続の1回戦敗退。次こそ男女とも捲土重来を期す。

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