例年、酒折地区の初夏の風物詩として多くの地域住民に親しまれてきた山梨学院恒例の夏まつりが復活した。「第20回アルテア七夕まつり」が7月7日、大学キャンパスセンターステージ21で開催された。今回は新型コロナウイルスの5類移行に加え、20回目の節目を迎えたことから4年ぶりに祭りを従来の規模に戻し、参加対象者を大学から系列校の幼稚園までの設置学校全員と教職員及び地域住民、学外の方にも広げて約1300人規模で行われた。午後6時、青山貴子学長の開会宣言で開始された「七夕まつり」は、大学学生センタースタッフが準備した趣向を凝らしたステージでのパフォーマンスや古屋記念堂前の噴水周辺からステージ近くまで約20のさまざまなキッチンカーや屋台の飲食コーナー、学生有志による金魚すくい、輪投げといった昔懐かしい縁日コーナーが並び、祭り情緒が演出された。これまで中止、参加者限定による規模縮小と続いた学園イベントに多くの人が集まり、随所で笑顔があふれ大きな盛り上がりを見せた。イベントのフィナーレは、約300発の花火が夏の夜空に大輪を咲かせた。大歓声とともに地域住民も参加する“交流の場”としての山梨学院「アルテア七夕まつり」が従来の姿に戻ってきた。
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