9月2日に開幕した2023年「第73回関東大学女子バスケットボール1部リーグ」は10日、大会4戦目が行われ、山梨学院大女子は、日体大世田谷キャンパスで専修大と対戦、壮絶な戦いの末、75-78で敗れた。山学女子はこれまで1回戦を早稲田大、第2戦を拓殖大に敗れ、前日9日第3戦、日体大戦に初勝利を挙げこの日に星を五分に戻すと試合に臨んだ。山学は今大会、主力のセンタープレーヤーを怪我で欠く不十分な態勢の中、運動量で勝負に挑む。第1Q(クオーター)、立ち上がり専修に3連続シュートを決められリードされる。身体の大きい専大に対し、山学はインサイドに切り込みを試みるがデフェンスを崩せずに16-25と差を広げられた。第2Qに入っても劣勢は続き、最大16点差を付けられ32-42で前半を終了。第3Q、山学は反撃に転じ#5藤澤夢叶の3P(スリーポイント)をきっかけに藤澤のレイアップシュート、#80佐藤双羽のポストプレーで連続9得点を奪い、一気に1点差まで詰め52-53と完全に山学が主導権を握った。第4Q立ち上がり、山学はリバウンドを奪うと#5藤澤のドライブシュートで54-53とついに逆転。その後は、互いに3P争いの攻防が繰り広げられた。残り時間が少なくなると、専大は身体的優位を活かし果敢にゴールを狙うとともに山学からファールを誘い、フリースローから着実に得点を重ねた。山学は最後まで粘るも及ばず惜敗した。
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