9月11日、山梨学院広報スタジオで「甲種危険物取扱者試験」合格者の表彰式が行われた。今回、合格したのは山梨学院中学校2年・小林優希さん。小林さんは13歳8か月の中学生女性として県内最年少合格者を記録した。中学生の合格者としては、4人目でいずれも山梨学院中学生。高校生を含めると23人目となった。女性の中学生合格者としては昨年の志田和華さん(現在、山梨学院高2年)に続き2人目。表彰は、「甲種危険物取扱者試験」の合格は難関であるため本試験の実施機関である一般財団法人消防試験研究センター山梨県支部が高校生以下の合格者に表彰状を贈るもので、この日は、内田不二夫支部長より表彰状と副賞が小林さんに手渡された。「甲種危険物取扱者」とは、化学工場、ガソリンスタンドなど危険物を扱う施設で必要な国家資格で甲、乙、丙の3種が設けられており、法令(消防法等)や危険物の性質・予防法、物理や化学など大学卒業程度の知識が必要とされ、取得するとすべての危険物を取り扱うことができる。高校生の甲種試験合格率は2021年度で全国19,7%となっている。中学生の合格者は全国でも少ない。小林さんは受賞者挨拶で「頑張って結果を残すことができた今回の経験から。私は挑戦することの大切さを学びました」と述べ、サポートしてくれた周りの人たちに謝意を表した。
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