「第76回秋季関東高校野球山梨県大会」準決勝2試合が9月30日、山日YBS球場で行われ、第1試合の山梨学院高と駿台甲府高の対戦が午前9時に開始された。山梨学院は夏の大会準決勝でタイブレークの末、駿台甲府に敗れ甲子園出場を逃しており、新チームでその雪辱を果たすべく戦いに臨んだ。後攻の山梨学院は準々決勝に先発好投した櫻田隆誠(2年)が2試合連続の先発のマウンドに上がった。コントロールの良い櫻田は緩急を織り交ぜ、相手を6回まで走者を出すものの、三塁を踏ませない好投。攻撃は3回に先頭の9番針尾泰地(2年)が内野安打で出塁すると相手の守備の乱れと犠打、四球と手堅く走者を貯め一死満塁に4番梅村団(1年)の2点適時打で先制、続けて6番平野天斗(1年)が2点適時三塁打で4-0とリード。5回には梅村の二塁打を平野の犠飛で5-0。さらに6回には四球を足掛かりに1番横山悠(1年)が三塁打で1点、相手のミスもありこの回2点を加え、山梨学院はここまで持ち味のつなぐ野球が機能し7-0とリード。このまま7回の駿台甲府の攻撃を無得点に抑えコールド勝ちと思われた。しかし、駿台甲府も1点を返し意地を見せるも、その裏、山梨学院が代打中原義虎(2年)の快打で8-1とし、7回コールド勝ちした。この勝利で山梨学院は3年連続13回目の関東大会出場を決めた。決勝戦は明日10月1日正午、同球場で帝京第三高と対戦する。
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