VOL3286 2023.10.2

山学高 秋季関東高校野球県大会3年連続優勝
~序盤のリードを粘る帝京三に会心の一打で引導~
~関東大会2連覇で、選抜優勝旗を全員で返還を目指す~


「第76回秋季関東高校野球山梨県大会」決勝戦が10月1日、山日YBS球場で行われ、山梨学院高が帝京第三高に5-2で勝利、3年連続10回目の優勝を飾った。関東大会には昨日準決勝勝利で13回目の出場を決めている。後攻の山梨学院は1回に1点、2回に2点、3回1点と序盤に4点を入れ優位に立った。これは帝京投手の乱調による四球押し出しやミスが重なったもので、大量得点を奪える好機にあと1本が出ない、もどかしい試合展開に苦しんだ。先発は準々決勝、昨日の準決勝に続き成長著しい櫻田隆誠が決勝のマウンドを託された。連投となった櫻田は、打撃のいい帝京に走者を出すも、3回まで無失点に抑えたが4回に1点を返され、5回にも帝京に強い当たりを打たれるなど、ベンチは流れを変えるため6回からエースナンバーの1年生大友陸を投入した。その大友は130キロ台前半の直球で押すも、2連打と四球で二死満塁にすると後続に左前に運ばれ1点を失った。さらに7回にもピンチを凌いだ山梨学院は、帝京のエースに継投した7回裏、四球とヒットエンドで得点圏に走者を進めると、7番萬場翔太が三塁線を抜く適時二塁打で貴重な追加点を挙げ、5-2とリードを広げた。試合はそのまま山梨学院が帝京を押し切り優勝を成し遂げたが、課題の残る試合となった。吉田監督は言う。「伸びしろしかないチーム。楽しみ」。10月21日開幕の関東大会までに修正を図る。

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