「第100回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会」が10月14日(土)、東京・立川市で行われた。山梨学院大陸上競技部は今年の本選は14位に終わり、7年連続の予選会からのスタートとなった。今大会は記念大会のため、全国に門戸を広げ57校がエントリー、本選出場権は例年の10校から13校に枠が増えた。選考方法は各校10人以上12人以下の選手が立川市・陸上自衛隊立川駐屯地から立川市街地を経て国営昭和記念公園までのハーフマラソン21,0975kmを走り、各校上位10人の合計タイムを競う。スタートは午前9時35分、滑走路には約670人の選手が並び、第100回箱根駅伝出場権獲得を懸けてスタートした。序盤から留学生が日本人選手の大集団を引き離し、日本人が追う展開となった。山梨学院のエース、ジェームス・ムトゥク(2年)は17km付近まで日大の留学生とトップ争いをしたが最後は3位でゴール。中盤まで第2集団を引っ張っていた日本人エース北村惇生(4年)は総合で18位(日本人7位)、昨年を上回るタイムでチームに貢献。他に、3人の選手も2桁順位で健闘するも、山梨学院10人の通過タイムは総合で13位と薄氷を踏む順位で、辛くも本選の4年連続37回目の出場権を獲得した。本選までの2ヶ月半、夏の厳しい合宿を乗り越えた精神力を信じてシード権獲得に挑む。
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