第102回全国高校サッカー選手権山梨県大会3回戦が10月21日に県内各地で行われ、前回王者・山梨学院高は3回戦からの登場で4連覇、10度目の選手権を目指し、山梨学院和戸サッカー場で日川高と対戦した。試合は前半序盤から山学が主導権を握り、両サイドから攻撃を展開。前半12分にCKのクリアボールをDF藤原渥大(3年)が頭で押し込み先制に成功。30分にはFW富岡玲音(3年)のゴールで2点目を挙げ、2対0で前半を折り返す。後半に入っても山学の勢いは止まらず、後半6分にFW速水仁(2年)、8分にはFW永井康誠(2年)の得点で4対0。14分には同じくFW永井が決め、5対0と勢いに乗る。さらに追加点を奪いたい山学だったが日川の粘守に阻まれ、我慢の時間が続く。山学は交代枠を使い、攻撃を活性化。これが功奏し34分、DF藤原のミドルで6対0と日川を大きく突き放す。後半ATにMF向口碧人(2年)が7点目を決め、試合終了。山学はGK堀川史羽(3年)を中心とした守備陣が無失点に抑え、7対0のクリーンシートで初戦突破、準々決勝進出を決めた。
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