VOL3294 2023.10.24

秋季関東高校野球大会準々決勝 山学4強選抜に近づく
~2連続11回タイブレーク、桐光高に逆転勝ち~
~櫻田の力投に2年生選手が意地を見せ応えた~


「第76回秋季関東地区高校野球大会」2回戦準々決勝が10月23日・24日の両日、栃木県宇都宮市県総合運動公園野球場で各2試合が行われた。来春の選抜甲子園出場校選考の重要な参考資料となるこの大会に、出場の目安となるベスト4を懸けて1回戦を勝ち抜いた8校が激突した。山梨学院は24日、2回戦を桐光学園高(神奈川1位)と対戦した。試合は序盤に2点を失い追いかける展開になったが終盤追いつき、1回戦昌平高戦に続き2試合連続の延長タイブレークになるも、11回表、9番針尾秦地の一打が決勝点となり4-2で勝利した。連投の先発、櫻田隆誠投手は2回裏、四球から犠打、適時打で1点。3回には長打と適時打で計2点を失った。山梨学院打線も相手エースに対し得点好機はつくるも、要所を抑えられた。その後は両チーム投手の投げ合いに7回まで無得点が続いた8回表、山梨学院の攻撃。先頭4番の梅村団が右翼線に二塁打、続く代打河内佑樹、代打中原義虎の適時二塁打で同点に追いついた。決着のつかぬまま山梨学院は再びタイブレークに臨んだ。10回には両チーム得点好機の攻防に球場全体が選手たちの一挙手一投足に一喜一憂すると11回表、試合は動いた。山梨学院は一死三塁・二塁に針尾の二塁打で2者が生還、勝ち越す。その裏、櫻田が満塁の場面にもきっちり試合を締め4強に進んだ。選抜にまた、一歩近づいた。

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