VOL3304 2023.11.7

関東地区大学野球選手権 山学大初の4強に進出
~山学大が終盤追いつき、創価大とのタイブレークを制す~
~中込好投 初回に先制点を許すも、完投。勝利呼び込む~


「第19回関東地区大学野球選手権大会」2回戦3試合が11月7日、横浜スタジアムで行われた。未明からの荒天で第1試合から予定が遅れ、第3試合の山梨学院大の試合は午後5時からナイター照明の下、この大会常連校の東京新大学野球連盟第1位の創価大と対戦した。山学大先攻で始まった試合は、昨日の1回戦で5回を2失点と試合を作った中込陽翔がこの試合でも先発した。中込は立ち上がり、甘くなった球を本塁打され2点を先制され、山学大は追う展開に。打線は相手投手の140キロ台後半のストレートと変化球で4回まで1安打、7三振と完全に抑え込まれた。それでも5回表、スタメンに起用された7番小貝優光の右越え本塁打で1点を返した。その後は、両投手の投げ合いに互いに無得点のまま展開。あとがなくなった山学大の9回表、この日打撃好調の小貝が安打で出塁、代走の金城英佑が盗塁と9番安川快飛の右前打で猛然と本塁を陥れ、同点に追いついた。延長タイブレークになった10回表、山学大の攻撃は先頭の俊足宮崎一樹の投前犠打を相手投手が送球を焦り、宮崎が活き満塁になると、4番野村康太が左前に運び1点を勝ち越した。続く山元丈輝が2点適時打で5-2とリードした。さらに代打百瀬竣都の適時打で6-2とした。その裏、中込が創価大を3人で締め勝利。初の4強進出に大きく貢献した。山学大は明日の準決勝で日本体育大と決勝進出と明治神宮大会出場を賭けて対戦する。

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