VOL3308 2023.11.13

中国語教育国際シンポジウム
~『日本における中国語教育の現状と展望』を考える~
~中国語教育の第一線で活躍する専門家が意見を交わす~


中国語教育国際シンポジウムが11月11日、山梨学院大学孔子学院、西安交通大学の主催、山学大グローバルラーニングセンター(GLC)の共催により、山学大を会場に開催された。本シンポジウムでは第一線で活躍する中国語教育の専門家を招き、日本での中国語学習者のモチベーションをどのようにして向上させ、多様な教育対象に対して効果的に中国語を身に着けさせることができるかといった課題について、それぞれの教育研究成果の報告と併せて意見を交わすことで、この課題を解決し、日本の中国語教育の水準をさらに向上させ、相互連携を強めることを目的として開催された。基調講演では「日本におけるICTを活用した中国語教育の現在地と未来」をテーマに氷野善寛中国語教育学会会長による講演が行われ、第1セッションでは「中国語教育における現状及び教育理念」をテーマに西安交通大学国際教育学院の李馨郁准教授、東海大学語学教育センターの森山美紀子教授から発表があり、第2セッションでは「中国語教育における教授法及び実践報告」をテーマに西北大学国際教育学院の楊煜准教授と山学大孔子学院教員の根岸深雪先生、山学大GLCの劉頌浩教授から発表があった。対面とオンラインにより合計約50名が参加し、講演と発表後にはディスカッションが行われ、参加者、登壇者ともに中国語を「どう学ぶか」「なぜ学ぶか」について深く考える時間となった。

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