「第75回全国大学バスケットボール選手権大会(インカレ)」準々決勝2試合が12月9日、東京・国立代々木競技場第二体育館で行われた。山梨学院大は初出場ながら決勝トーナメント2試合に勝利し、準々決勝に駒を進めた。この日は、インカレ創設時から大会とともに歩んできた筑波大と対戦した。大勢の観客が見守る中、山学は奮闘を見せた。第1Q開始早々、筑波が3Pがリングを揺らすと、山学もPG野溝利一が3Pで対抗。序盤、互いに得点を奪い合うがその後、筑波が一気に得点を重ねてリード。山学も終盤の粘りを見せ18-24で第2Qに入った。山学は立ち上がりにSG武内理貴の2連続3Pで盛り返すと、SG河田優人のレイアップ、PG野溝がドライブシュートのインサイドプレーで勢いをつくると、さらにSG武内が前半で4つ目の3Pで逆転。拮抗状態の37-38で第2を終了。後半第3Q、最初の得点は山学SG河田だったがその後、筑波が3連続3Pで引き離し、山学は筑波のマンツーマンディフェンスに苦しみ攻撃を封印された。それに対して筑波は猛攻を続け13点まで差をつけた。第4Q、反撃したい山学だが筑波のリバウンドからの攻撃に手を焼き中盤までにさらに差を広げられた。終盤PG野溝の3P、SF上床洋人、最後はオフェンスリバウンドをCカボンゴ・ジョナサンが押し込み意地を見せるも、後半の筑波の攻撃力に屈し、58-73で準々決勝敗退した。敗れたがベスト8という見事な成績を残し大会を終えた。
詳しくはこちら