VOL3323 2024.1.3

第100回箱根駅伝 山学復路、総合とも23位
〜往路の粘りをいかしきれずシード権奪還ならず〜
~「報告会」気概を持って新生チームへの立て直しを~


「第100回箱根駅伝」復路区間が1月3日、箱根芦ノ湖畔をスタートして23校の選手が新春の箱根路から再び東京のビル群を目指して駆け抜けた。山梨学院大は2日の往路で15位でシード圏内の10位チームに48秒差とシード権獲得可能な好位置につけ、復路での巻き返しに懸けた。午前8時10分、史上初となる16校一斉スタートなる混戦に山学は出足の6区「山下り」に前回大会で区間10位と好走した高田尚暉にチーム浮上を託して送り出した。高田は初めの4㎞の上りを集団で進むも、その後の長く続く下りで失速。17位と順位を落とした。7区は当日変更の徳田秋斗が挽回の期待に反して順位を19位に落とし、シード圏内からも大きく差を付けられ赤信号が灯った。その後も3年連続箱根出場の8区新本駿も精彩を欠き、21位とし、ここで出場校初の繰り上げスタートとなった。9区平八重も悪い流れを断ち切れずにさらに23位と最下位に位置を下げてしまう。それでも10区のルーキー占部が最後まで粘り総合順位23位のままだったが区間19位と、初出場で走りきた満足感からか笑顔でゴールした。優勝は3区でトップに立った青山学院大が2年ぶり7回目の優勝を新記録で飾った。帰校後、報告会が開かれ出走した10人の選手らがそれぞれ自身の走りについて感想を述べた。

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