第32回全日本大学女子サッカー選手権(インカレ)準決勝が1月4日に東京・味の素フィールド西が丘で行われ、山梨学院大は前回大会王者の東洋大と対戦した。試合は前半6分にMF山田歩美(1年)からのスルーパスを受けたFW伊藤琴音(1年)のシュートで山学が先制。12分にはMF栃谷美羽(4年)のロングフィードをMF山田が頭で合わせ2点目を追加。山学は早い時間に2点をリードし、試合の流れを作る。25分には、FW伊藤が3点目を決め、3対0で前半を折り返す。後半に入ると中盤でボールを奪い合う、イーブンな展開。山学はコンパクトな守備隊形で相手の攻撃の芽を摘み、一方の東洋は最終ラインからビルドアップし、それぞれ得点の機会を伺う。後半25分、東洋は鮮やかなミドルシュートで1点を返す。東洋はその後も攻勢を強めたが、山学はGK大原もも(4年)の的確なコーチングや安定した守備、スタンドの仲間からの声援を力に変え、最後まで集中力を切らさず東洋の攻撃を防ぎ試合終了。山学は東洋に3対1で勝利し、昨年の決勝でのリベンジを果たし、6日の決勝進出を決めた。
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